2019年6月6日衆議院 安全保障委員会 立憲民主党寺田議員vs,岩屋防衛大臣 その3

おなじみbuu @buu34さんの国会書き起こし。その3
6月6日衆議院安全保障委員会より。
秋田県選出。立憲民主党手寺田議員VS.岩屋防衛大臣 県有地取得の件


寺田

「新屋演習場に(イージスアショアを)配備するために、県有地の取得を、防衛省自らが提案されました。ハッキリさせたいんですけど、県有地の取得が叶わない場合、新屋演習場に設置することは?」
岩屋

「~県有地を取得しない場合でありましても、新屋演習場に配備することは可能だと考えております。しかし、警備に万全を期すと言う観点から、可能な限り、敷地境界から施設までの距離を確保する事とさして頂きたい。従いまして、演習場西側一帯の県有地を取得させて頂きたい。取得できない場合であっても、配備運用は可能」
寺田

「配備可能かどうかではなく、政府として、配備するかどうか、政治的なことです、(知事や住民の話から)政治判断として、県有地の取得が必ず必要と考えているのか。それがなくとも、防衛大臣として、設置判断をするのかしないのか」
岩屋

「県有地ですから、知事さんはもとより議会のご判断も頂かなければいけない、今、そのご説明を始めたところで、仮定のご質問にお答えするのは適当ではない。私どもとしては、議会の判断を頂いて、県有地を取得して配備するのが望ましい。今からご判断いただくことだと思いますので、これ以上は控えさせて頂きます」
寺田

「仮定のことにお答えできないって、これ、全部仮定の話ですよ、設置したらどうするかって。何を言ってんですか。県有地の売却には県議会の決議が必要ですけど、その議決をもって、住民の理解を得た、と判断することはあり得ますか」
岩屋

「様々な角度から総合的に判断しないといけないと思いますので、県議会のご判断だけをもって、と言うわけにはいかないのではないかと」

寺田

「知事と市長の了解と言うものは、マストですよね?」
岩屋

「知事さんや、市長さんのご理解を得ると言うことは、前提だろうと考えております」

「前提」この質疑冒頭に戻る

寺田

「あなたの『前提』という言葉に信頼性がないことは、最初の質問でやりましたんで。マストかどうかって事を聞いてるんです」
岩屋

「あの、今、そのようにお答えしたと思います」
寺田

「マストかどうか、必ず必要かどうかを聞いてるんです、イエスかノーです」

岩屋

「あの、何度も申し上げますけれど、地元のご理解と言うのは、様々な角度から総合的に判断しなければいけないと思っております」(「前提」って、嫌がらせか)
寺田

「知事と市長の判断を、ハッキリ言えないのは、、じゃ、ハッキリ言って下さい」
岩屋

「えー様々な要素を検討しなければいけません が 知事さんや市長さんの理解を得ることは前提だと思っております」
寺田

山口県阿武町の町長は、ハッキリ反対をしておりますけど、これは地元の理解を得ていないと言うことでよろしいですか」
岩屋

「残念ながら、阿武町については、今、町長さんが、しっかりとご理解頂いていると言う段階ではないと思っておりますが、ここで引き続き、ご理解を頂くべく、努力をして参ります」
寺田

「~信頼関係は完全に失墜してますので、直ちに秋田に来て、しっかりと事情を説明することから始めて頂きたい、現地を見ることから始めて頂きたい」

ここまで