2019年6月6日 衆議院安全保障委員会 立憲民主党手寺田議員VS.岩屋防衛大臣 その2

おなじみbuu @buu34さんの国会書き起こし。その2
6月6日衆議院安全保障委員会より。
立憲民主党寺田議員VS.岩屋防衛大臣


ここからは、この件についての質疑

www.sakigake.jp

分度器??

www.sakigake.jp

寺田
「誤りがありましたと。9つ全ての角度が間違っていた、と言う資料を出してきました。いつ、間違いに気づきましたか?」
岩屋
「一昨日でございます」
寺田
「なぜ、気づいたんですか?」
岩屋
「えーっとですね、地元のメディアの方が、実際に、実測をされて、防衛省が示しているデータとは違うんではないか、と言う指摘を受けたと承知をしております」

寺田

「自分達で気づけてないんですよ。もし地元紙からの指摘がなければ、このような正誤表も出て来てないんです。単純なね、言い間違いとか単位の間違い、書き間違いじゃないですよ、新屋演習場が敵地とするために、他の候補を落として行く作業、大事な話ですよ。なぜ間違えたんですか?」
岩屋

「直ちに原因を調べさせましたけれども、遮蔽の角度を計算するために、地図のデータを元に断面図を作成していたところですけれど、今般の誤りは、断面図における高さ、縦軸と、距離、横軸の縮尺が、異なっていたことに気づかずに計算すると言う、初歩的なミスによるものでございます。防衛省としては、こうした事が、調査結果あるいは検討結果全体の信頼性、信ぴょう性を失墜させかねない(「かねない」??)(寺田「させてます」)大変申し訳なく思っております。二度とこのようなミスが生じないよう、再発防止を徹底して参りたい

寺田

「自分でも気づけず、地元紙に言われて初めて知って、今の説明、何ですか?9つ全部ですよ。本当に計算で間違えてますか?、、、じゃぁ、間違えて最初に出された9数値、間違えて出された計算式を、直ちに出して下さい」
岩屋

「今、あの、手元にはございませんが、調べて、出せるものなら出させて頂きます」
寺田

「出せるものかどうかなんて、議論の余地がないでしょう、間違えた計算式で、この数字が出たんですから、その計算式を出して下さい。具体的に、何の数字をはめて、どのようにしたら、この、17度、15度、、間違った数字が出て来たか、計算式を出して下さい、、そんなもん、出せないわけがないでしょう、数字が出てんですから。それが出せないんだったら、勝手に作った数字でしょって、推測されますよ、、、計算式、まず出して下さい」
岩屋

「計算式と言うほど複雑なものでは、、あのーなかろうと思います、断面図における、高さと距離の縮尺が異なっていたと、岩屋「言うことでございます」
寺田

「計算式を出して下さい」
(速記止まる寸前)
岩屋

「あのー、出せる資料があれば出すと、先ほどから申し上げております。今、手元にありませんので」(なんで貴方が強気でエラソーなの?)

寺田

「今、出せとは言ってませんよ。いや、昨日のレクの段階では言いましたよ。大臣自ら言ってますよ、単純な計算なんだと。計算によって、この誤った数字が導き出されたんなら、その計算式出すなんて簡単でしょ。今日、出てない時点で、僕はおかしいと思いますけど(もっともだ)今、そこまで言いませんけど、出して下さい、いいですか、断言して下さい。そんなもん、指示すりゃ出せるでしょ」
岩屋

「あの、ぉ出させて頂きます」
寺田

「いつまでに出しますか」
岩屋

「あの、手元にございませんので、精査の上、出来るだけ早く、出させて頂きます」

寺田

「申し訳ないですけど、大臣自ら、単純な計算式だと言ってるわけですよ。既に数字が出てるわけですよ。で、間違った原因も、今、ご答弁されましたよね。分かってるわけですよ。そんなもん、どうやって間違えたかなんて、直ぐ分かりますから、今週中に出して下さい、今週中に。いいですか」

岩屋

「見てみない、ことには、判断ができませんので、あの、出来るだけ早く、出させて頂きます」

寺田

「地元紙の指摘によって気づいて、昨日、急遽県議会の方に訂正状、出されましたけど~この分厚い資料、5月27日に知事と市長に説明、誤った説明をした、という認識でよろしいですか」

岩屋

「あの、その段階では、そゆことになりますので、あの、直ちにですね、あの、正しい情報を、あの、提供させて、あの、頂いたところでございまして。また。お詫びにもあがりたいと思っております」
寺田

「大臣ね、適地と言う事で、原田副大臣が知事と市長に来られましたけど、貴方が来るべきですよ。特に今回、こんなね、資料全体の信頼を失う、大きな誤り、それが誤りなのか、申し訳ないけど、計算式が出るまで、捏造の可能性だってあると思ってますよ。そういうような事態ですから、大臣自ら秋田に来て、事情を説明する、それとともに、前大臣の小野寺大臣、現場に来られてますよ。岩屋大臣は敵地と秋田に言ってるにもかかわらず、まだ見てないでしょ、住宅街の目の前ですよ、来る事、約束して下さい」
岩屋

「あの、秋田にしても山口にしても、適切な時期に、お邪魔さして頂きたいと考えております」(今回の件はスルーで?)
寺田

「優しく言ってる間にちゃんと言って下さい。今回、こういうようなね、杜撰なことを県民に示したんですよ。過ちがあった場合に説明に上がるのは、それは、早ければ早いほどいいでしょう。まぁお忙しいとは思いますけど、出来るだけ早く、秋田に来て、説明しませんか。そしてまた、現場、見ませんか?お約束して下さい」
岩屋

「あのー、今般のミスについては、まず、お詫びを申し上げておりますし、えーまた現地の担当者、にも、適切に、対応するように、 指  示  を  致しております。秋田、、、そして、山口、、適切な時期に、私も必ず、お邪魔、さして頂くつもり、でございます」

 

詫びる側が、なんでエラソーなの??

「お邪魔させて頂く」って言い方も気になるよね

「説明」でも「視察」でもなく。


寺田

「本当に疑ってますよ、防衛省のこと。秋田の人たち、人がいいんですよ。色んなことはね、目をつぶれますけど、こ ん な に ね、県民を馬鹿にしたような資料を出されたら、さすがにね、県民だって黙ってられないですよ。設置することの是非の、はるか前の段階の、信頼関係の問題です。皆さんが言う説明の、信用足り得るものなのか。そういう事が問われてるんです。もう少し深刻に考えて下さい。この誤った、もしかしたら捏造された数字によって、はじかれた(候補)地、条件の検討されてないです。ただ、昨日の朝、県議会に正誤表を出したにもかかわらず、新たな条件をその場で口頭で加えて、不適地だと説明したと聞いてます。もう、いい加減ですよ。ハッキリ言って、この調査、はじめからやり直すべきですよ。それが信頼確保の第一歩です。大臣、最調査しませんか?」
岩屋

「えー、、他の国有地の検討におきましては、遮蔽条件を満たした国有地について、岩屋「~(ながなが)(データが誤っていた地について)これまで蓄積してきたデータに鑑み、これらの候補地については、配備候補地にはなりえないものと、現時点では考えておりますけれど。速やかに内容を精査し、地元に説明をさせて頂きたい」
寺田

「(遮蔽物があるから不適と言えなくなった4地は)今までの蓄積したデータにより、不適と言われましたね、そのことを、資料1枚目概括に書かれてますか?書いてあるか、書いてないか」
岩屋

「あの、精査して、地元に説明させて頂くと申し上げております」
寺田

「1枚目に、インフラ条件がバツになってない。書いてますかって聞いてるんです」

岩屋

「えー書いてないので、精査をして、また改めてしっかりと説明をさせて頂きます」
寺田

「遮蔽条件によってバツになった4地は、実はバツではなかった、地元紙の指摘によって再計算したら、そうなった。他のインフラ条件で不適になるかどうか、しっかり再調査されると言う事でよろしいですか」

岩屋

「蓄積したデータを基に精査をして、あの、その結果をしっかりと、また説明をさせて頂きます」

蓄積したノウハウを用いて捏造します、って聞こえるわー

寺田

「最初からデータは持ってるんですか、じゃ」

岩屋

「~様々なデータは、検討の過程で得ております」
寺田

「ホンット、いい加減ですね。大臣、開き直って言うところじゃないですよ。貴方たちがやったことが、どういう事かって、もう少し真摯に考えて下さいよ。そんな住宅地の目の前に、いきなりイージスアショア置くって言われて。住民がホントに困ってる中で、他に置くところがないんですって言う資料が、まったく杜撰だった、出し直しですよ、こんなもん、ハッキリ言って。誠意って、そういうものですよ、人間関係、信頼関係って、そういうものでしょ」

続く