町への要望書提出がtysで放送されました。

阿武町の山間部に計画されている風力発電所の建設について予定地に新種のアブサンショウウオが生息しているとして住民団体が町に保護や環境の保全を求めました。 阿武町や萩市の4つの住民団体が町役場を訪れ花田町長宛ての要望書を手渡しました。
計画は茨城県風力発電事業者「日立サステナブルエナジー」が町の山間部に県内最大規模となる高さおよそ150メートルの風車13基を建設するものです。
要望書によると計画予定地内には2019年新種として発表された「アブサンショウウオ」が生息していて建設で土砂や濁った水などが自然環境や生態系に影響を及ぼさないようにしてほしいと求めています。住民団体のメンバーが今年1月と2月予定地内でアブサンショウウオと見られる6匹を見つけました。新種として発表した京都大学の研究チームに画像を送り確認したところ「ほぼ間違いない」との回答を得たということです。
阿武風力発電所建設を考える会・浅野容子代表
「日本の原風景のような阿武町の風景自然を宝として大事にして欲しいという所です」町は、要望を踏まえて検討し6月中に回答するということです。